つないだ手。

DV

「ヒロカちゃん、
気にすることないよっ!

明日からも
頑張ろうねっ!」

愛さんが私に
笑顔で言う。

「ありがとうございます」

私は愛さんの笑顔に
救われた。

この微妙な空気を
一瞬にして変えた
愛さんの笑顔。

あ、ナンバー1なんだなって
改めて思った。


そして

私は着替えて店を出た。



どうしよう…

まっすぐ帰ろうか…


頭にはヒロくんがよぎる。



でも今日はさすがに
行きづらい…

と思いまっすぐ家に
帰る事にした。
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