つないだ手。
痛い…

本当に痛い…


私は店長にひきづられながら
痛くて痛くて
どうしたらいいか
わからず泣いていた。

助けて…

ヒロくん…助けて…



店長はベッドに私を
押し倒した。

とにかく私は
体中痛いし鼻血は
止まらないしで、

絶対に今そんな事できない。


「店長…お願いだから…

痛いの…だからやめて…」


でもそんな願いは
聞き入れてもらえなかった。


無理矢理私を抱く店長。



私がヒロくんを
忘れられないのに
店長と付き合った罰なのかな。

自業自得ってやつかな。


ただ私は耐えた。


店長をこんな風にしたのは
私だから。
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