つないだ手。
「…22歳なんだね!」

私は話をそらした。

ヒロくんの恋愛は
私の恋愛と何かが違う。

私は付き合って
その時好きなら
それでいいって思ってた。

未来なんてわからないし
付き合ってみないと
わからないことが
たくさんある。


結局この後は
たわいもない話をして
電話を切った。




次の日からは
毎日ずっとヒロくんと
メールをして
夜は電話をしてた。

仕事の休憩中にも
メールをくれて
仕事が終わったら
真っ先にメールか電話をくれて

私の毎日が
ヒロくんになった。










でも、毎日店長からも
メールが来た。
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