つないだ手。
ヒロくんに圧倒された私。

この人なんでこんなに
一瞬で空気を変えるの…

怖い。

でも…………


やっぱりかっこいい…




ていうか…


私のせいで店が潰れた?

どういう事だろう…



「ヒロちゃん怖いわ〜」

チナツくんとキョウくんが
笑いながら部屋に向かう。

ヒロくんもケロッと
なにもなかったように
私の手をひいて
部屋に向かった。



部屋に入ってみんな
お酒を頼む。


「ちょっと私トイレ」

と言って席を立った。

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