大スキだよ
「っ…ひくっ」

声が枯れるまで泣いた

あの日ぶつかっていなかったらこんな思いもしなかったのかなぁ

予礼のチャイムが鳴り響く

そろそろ帰らなきゃだよね

さぼっちゃダメだし

「やっと見つけたっ」

声が聞こえてきた方を見るとそこにいたのは絢だった

「絢っ」

「も〜。メチャクチャ探したんだからっ!電話には出ないしぃ」

ケータイを見てみると絢からの着信が9件
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