担任は優しい旦那様
絢菜は、まだ私達の
家に来ていない。

そして、高校生活
最後の冬休み。

うーん
どぉしよう……

まぁ絢菜が来るまで
三日あるし、
帰ったらメールしよう。

《土曜日の事なんだけど、
お泊り出きる?
話したい事も
聞きたい事も
いっぱいあるから、
出来ればお泊りして
ほしいんだけど……
ぁ!! でも無理だったら
いいからね。
それだけでごめん↓↓》

送信。

10分後絢菜から
返事が来た。

《お泊りOKだよ↑↑
制服持って行くから、
二日泊まってもいい?》

私はすぐ返信した。

《本当に?
二日も泊まれるの?》

送信。

《うん、
佐川先生にも
二日間お邪魔します
って伝えといてね》

やった↑↑

絢菜の返信を見て
ワクワクして来た。

《分かった。伝えとくね》

送信。

早く土曜日に
ならないかなぁ〜

ルンルン気分で
その日の夕飯を作った。

『そぉだマー君
絢菜が二日間
泊まるって』

『そうか、分かった』

今日は土曜日。

『華蓮、
藤沢迎えに行くぞ』

マー君に言われて
携帯を見たら
大分時間が過ぎてた。

『え?もぉ
こんな時間!?』

『華蓮早く』

急いでエプロンを外して

ボサボサだった髪を
直して、携帯だけ
持って既に玄関に居た
マー君のもとへ向かった。

『お待たせ』

二人で玄関を出て
鍵を閉めたのを確認し
駐車場に止めてある
車に乗り、
駅に向かった。

待ち合わせのファミレスに
着いたのは
九時ギリギリだった。

『絢菜ごめん
待った……?』

「大丈夫よ」

良かった……

『じゃぁ、乗って』

休日だから、何処で
誰が見てるか
分からない。

「そぉね、
お邪魔します」

『どぉぞ』

マー君が後ろのドア
開けて言った。
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