俺様ヤンキーに愛されて。~second~
2人きりの誕生日パーティー
バイクに乗って約30分。
バイクが止まった。
「着いたぞ」
「あ…うん」
白金にそう言われてあたしはバイクから降りる。
バイクに慣れてないから足がフラフラ。
あたしはもたつく足を必死に動かす。
「お前フラフラじゃねーか
……ほら乗れよ」
「………っえ?」
声のした方を見ると白金が地面に膝をつけてあたしに背中を向けている。