変人同士が恋をした
「ん?なに?」


「準備、しましょう?」


「あぁ、そうだね」


「じい、よろしくね」


アイルが頼む


「畏まりました」













「…アイル姫は面白いよね」


じいに手伝ってもらいながら、シリルはふ、と思ったことを呟く


「それは、どういった意味でしょう?」


「そのままだよ
今まで出会って来た人とは一味も二味も違う」


楽しそうに言うシリル


「それは……」

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