変人同士が恋をした
「じゃあ、シリル様はこのままにしてて下さいね!」


そう言うと、手を翳した


ブゥゥー…ン


と音をたてて、魔方陣は浮き出てきた


「お願いしますっ!」


ふわり、と風が吹いたと思ったら、もう魔法塔に着いていた












「シリル様、着きましたよ?」


「うん
魔法、それなりにやってるの?」


「はい」


ニコニコと微笑むアイル

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