変人同士が恋をした
それがいきなり結婚相手の方からこちらへ来るとは、考えていなかった


「失礼しますね」


じいがアイルと話している間に、シリルは入ってきていた


「変なことはしないから、2人にしてくれる?」


じいはあくまでも執事


「はい、畏まりました」


主人の言葉には逆らえない


じいは静かにドアを閉め、部屋を後にした




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