仲直りのキス


後ろを振り向くと、見覚えのある男の人がいた。




「え?あ・・・!もしかして、宮澤か?」






「そうだよ!覚えてくれてたんだ!」







こいつは、私の家の隣に住んでいた「宮澤聖也」。





家が隣ということで、よく小さい頃遊んでいた。






同い年で、以前、同じ中学校に通っていたが、家庭の事情で、宮澤は引っ越してしまったのだ。









「久し振りだね、美咲」






「ああ。お前も元気そうだな」







しばらく、過去の話や、たわいのない話をしていた。






久し振りに会えて、話せて楽しかった。





< 3 / 9 >

この作品をシェア

pagetop