キミだけ




一瞬頭が真っ白になった。


でも、すぐに分かった。




「好き。私もあなたの事が好き。」



―――好き。


忘れていた彼の顔を思い出して、思ったんだ。




私も......好きだって。


まだ会って2回目なのに、なんだか体がポカポカしてきて、[好き]っていう思うが溢れてくる。



「マジ??」


照れくさそうに彼が言う。



「マジ!!
名前!!名前教えて!!」





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