【短編】虹の端っこの、キミ。














『――――陽介ちゃん!あのね、虹の端っこには宝物があるんだって!』





幼い日和が笑う。



あぁ、そうだな。



確かにあったよ、大切な宝物が。





「陽ちゃん、行こう!」





虹を追いかける、お前が、な。














【完】



.
< 23 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop