はちみつ色
「・・・・・・意味ワカンネェ」
何で、この女が怒るのか。
確か、何日か前に告白されたけど。
・・・断ったよな?
《センパイ、好きなんです。付き合ってください》
《ムリ》
《彼女がいるんですか?》
《彼女とか、必要ない》
《じゃ、彼女じゃなくていいから・・・》
《あー、ムリ》
1年のくせして2年の教室に走りこんで来たかと思えば、俺の事を好きだと言う。
正直、苦手なタイプ。
クリクリの目をパチパチさせて見上げる視線。
甘ったるい口調。
不必要に開けられた、胸元のボタン。
それで俺を落とせると思ったら大間違い。
俺は、そんな媚びる女に興味はないっての。
何で、この女が怒るのか。
確か、何日か前に告白されたけど。
・・・断ったよな?
《センパイ、好きなんです。付き合ってください》
《ムリ》
《彼女がいるんですか?》
《彼女とか、必要ない》
《じゃ、彼女じゃなくていいから・・・》
《あー、ムリ》
1年のくせして2年の教室に走りこんで来たかと思えば、俺の事を好きだと言う。
正直、苦手なタイプ。
クリクリの目をパチパチさせて見上げる視線。
甘ったるい口調。
不必要に開けられた、胸元のボタン。
それで俺を落とせると思ったら大間違い。
俺は、そんな媚びる女に興味はないっての。