【更新停止中】家政夫くんの攻略法
「「はあ...」」
・・・ん?
ふとため息を漏らすと、隣に立つ人物とかぶった。
恐る恐る視線を横に向ける。
向こうも俺の視線に気づいたのか、目が合う。
「あ。坂口くんじゃないか」
「小春の親父さん」
ビシッとキメていたヘアスタイルも、今日は無造作で手入れされてない。
格好だってスーツじゃなく、ラフなスタイル。
「どうしてここに?」
「あ、っと。契約終了の書類持ってきました」
手に持っていたファイルを出す。
ああ、と目で頷く親父さん。