【更新停止中】家政夫くんの攻略法
「本当に綺麗なお弁当だね」
わたしと沙織の会話に爽やかに入り、違和感も何も抱かせない彼。
輝く白い歯に滑らかな白い肌が美しい。
「そういう水嶋は、コンビニのおにぎりにコーヒー牛乳なのね」
沙織は彼の手元にあるコンビニ袋の中身を一瞥する。
沙織の一声に、彼は困ったように笑う。
「転入初日で、いろいろと忙しくって...。中村さんの綺麗なお弁当、すごく憧れるな」
ガタッ。
彼のその一声に、全クラスメイトの女子(私と沙織を除く)が動いた。