【更新停止中】家政夫くんの攻略法



「これ...」


「そう、駅前のLettreってお店のプリンなんだけど。とっても美味しくって、わたし大好き...」


「知ってる」


Lettreのプリンについて熱弁を振ろうとするも、右京くんの言葉に遮られる。

知ってる...?


わたしの不思議がっている様子に気づいたのか、プリンの入った箱を置き、冷蔵庫の方へ歩き出した。


冷蔵庫の扉を開き、中から取り出したものは



「プリン?!」



わたしが買ってきたものとそっくりのパッケージ。

Lettreのプリンだった。



驚いて右京くんの顔を見ると、照れからか顔が真っ赤だった。


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