先生と過ごした1年間



どぉせあたしは可愛くないもん


あたしが頬を抑えながら
拗ねてる間に


いつの間にか休み時間も終わっていて授業始まりのチャイムがなっていた


チャイムを聞き

「…早く授業行けば」

朱鷺の背中を押しながら
帰るように促してると


「お前も行くんだよ!」

手を取り引っ張られ

よろけるあたしに
手を差し伸べ抱き寄せ

「あっぶね!」

とまるで大切な物に触れるみたいに優しくあたしを抱き寄せる






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