先生と過ごした1年間









「イヤ!」

あたしは思いっきり朱鷺を突き飛ばした

ドンッ

その音と共に

逃げるように離れた



「…ゃ…ぁ…」


身体の震えが止まらない


触んないで。触んないで


目の前で震えてるあたしに


「真壁?」


心配した顔をしながら近づいてくる朱鷺に





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