これでも一応女です。
「理由はただ一つ。お前が選ばれたからだ」

誰に!?

「学校中の皆に」

はぃ?

何言ってんですか。

「生徒会は皆の投票で決まる。選挙みたいなもんだ。だか、選ばれたそいつの意見など一切聞かない。以上」

うわーなんて身勝手な学校なんだ。

「俺は生徒会長。尚紀は副会長。お前は書記。以上、帰れ」

「ばいにゃーん☆」

帰れって…慎達が来いっつったんだろーが!!

それと尚紀うざいっ!!

「ん、これ生徒会室の紙ね」

と、慎は俺に地図が書いてある紙を渡した。

「わかったよー…帰るね?」

俺はさっさと寮に帰る事にした。

だってもう疲れたし。

生徒会って意味わかんないし。


< 102 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop