これでも一応女です。
「棗、言っとくがお前は女だぞ」

はい…わかってます…。



「…………しも………き………す」



「大事なところ聞こえねーよ;」




「あ…たしもすき…です!」




「棗…っ」

「はぅ…」

あたしはまた慎に抱きしめられた。


ガラッ!!


へ!?

「やーおめでとうー?全部聞かせてもらったよ−」

あ…かやくん!!!

「よかったな、棗…」

尚紀…。

「おい…まさかお前ら…!」

「ドアの前で聞いてたよーん☆」

尚紀、無理してない…?


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