これでも一応女です。
「見つけた」
上から声が聞こえた。
聞き慣れた声。
大好きな人の声。
「慎っ!!」
俺は慎に抱きついてた。
「ど…こ行ってたんだよ…。ひと…りで怖かった…んだからな…」
「ごめん。……棗、こっち向け」
「は…?」
上を向いた途端。
唇は慎に塞がれていた。
「怖いなら怖いって言えよ?」
「は!?こっ怖くないし!は…早く出よ?」
上から声が聞こえた。
聞き慣れた声。
大好きな人の声。
「慎っ!!」
俺は慎に抱きついてた。
「ど…こ行ってたんだよ…。ひと…りで怖かった…んだからな…」
「ごめん。……棗、こっち向け」
「は…?」
上を向いた途端。
唇は慎に塞がれていた。
「怖いなら怖いって言えよ?」
「は!?こっ怖くないし!は…早く出よ?」