これでも一応女です。
「…執事の南さん…。それにメイドさん達も…」

「おーい棗!!早く降りて来い!!」

「う、うん」



俺は部屋から出て、1階へ急いだ。

やっぱりあの人は南さんだった。

「棗様、大きくなられましたね…」

「南さん…!!お久しぶり…です…」

「棗様、私たちの事覚えてますか??」

「覚えてますよ!ハルちゃんとヒカちゃんでしょ、それにカオちゃんにミキちゃん!!」

あたしはメイドさんのことを名前で呼んでいた。

しかもかなり生意気にね。



< 185 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop