これでも一応女です。
そんなとき、慎が口を開いた。

「棗ってさ、なんでそんなに強いの?そーいやさ、会ったとき男ぶっ倒してたし」

え。ああそっか、そだよね。

「あー…小さい頃から両親に無理矢理習い事させられてたのよ。空手、柔道、剣道、合気道、少林寺拳法…ほとんどできるよ?」

と言うなりはははと笑った。

「え"…」

へ?何、どうしたの尚紀。

なんか青ざめてるよこの人。

「ほぉ…さすがだな」

こっちは目がキラキラしてるよ。

何この人たち!!

気持ち悪いっ;;

< 24 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop