これでも一応女です。
『キャーーーーー!!』

なんか皆叫んでるな…。

その声どっから出してんの?

俺そんな声出ないよ(笑)

てゆかそんなに怖くないじゃん。

尚紀の方を向くと、笑ってる。

その顔がとても楽しそうだった。

そういえば慎はどうしたんだろう……


なんて思ってるうちに、到着した。

『お帰りなさーい』

「棗楽しかったな!」

「うん。楽しいね! 慎も居ればもっと楽しいのにね」

「あーあいつなぁ…」

と尚紀は目を泳がした。

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