優等生が惚れた女





「ただいま。」


家に帰るとお母さんの呼び掛けが無い事に気付く。


ん? 出かけてる…??


誰もいないリビングに1人でポツリと立つあたし。



急に今日の出来事がフラッシュバックする――…


誰もが怖がって近寄りがたい存在だった中井君。

あたしあの人と話したんだ。


それに…誰もが憧れて、笑う所なんて見た人がいない謎に包まれた片瀬君。


あたし…今日勉強も教えてもらって、笑っている所を何度も見た。




今日1日で発展がとても進んだ。



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