狼様の愛のカタチ理論
え、いや…
「で、でも」
左汰はサイさんに天界について色々教えるように言われてる
まだ全然覚えてないのに、もう萎えたからを理由に終わりにしていいの?
「大丈夫です。1日くらい息抜きは必要です」
「………」
そ、そうなのかな…だけどまぁ、左汰がそう言うなら大丈夫だろう
「では、珈琲と紅茶どちらがよろしいですか?」
「じゃあ…紅茶で」
そう言うと、左汰は頷き部屋に置いてあるティーセットを使い丁寧に紅茶をいれていく
「………」
この2日、紅茶をいれてくれるのは、毎回のように左汰だ。暗黙の了解なのか右汰はそーゆうことはしない
まぁ、右汰が今の私にそんなものを用意してくれるなんて有り得ないけど…
そんなことを思いながら、私は椅子に座る右汰をみる
「あ?なんだよ」
「う、ううん…」
「ううんって、ならなんで見るんだよ?」
思いきり私にガンを飛ばしながら右汰が私の目の前に座る
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