狼様の愛のカタチ理論




なんでも、お昼の用意とか何かあった時ように色々と準備があるから門の前で待ち合わせにしたのだ


ただの散歩にそんな準備をする必要もない気がするけど


彼らにしたら、重要らしい



「さて、私もいこうかな」


そう思い、左汰がくれた大きい帽子をかぶり部屋のカーテンをしめて私は門にむかった―…



















「…あれ、まだいない」


数分後、門についた私は右汰達をさがしたけど彼らの姿はない



まだ、来てないのかな?


見渡すと、門には門番が相変わらず黒いマントを羽織りながら立っているだけ


しょうがない、少し待つか…


周りを見渡し、門の近くにある大きな木に背中をあずける



だけど、やっぱり大きな宮殿だよね。中もすごいけど外から改めてみると、本当にこんな所で寝泊まりしてるんだって実感がわからない



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