狼様の愛のカタチ理論
焼きもち
―――――……
「あ、はい。じゃあ、お願いします」
数分後
私は服とシーツを持って、所謂選択場に着いた
つくなり、中にいた女性が私に慌てて近付き丁寧にそれを受け取り頭を下げた
相変わらずの、態度だな…
なんて思いながらも私はそのままそれを渡して部屋に戻るため歩いていると…
「あれ?」
ふと庭を眺めると、そこに優雅にたたずむ動物の姿が目にはいる
「…あっ!」
そこには、赤と黒色の狼
あの日からずっと、会いたいと思っていた狼さんだ!
なんであんなとこにいるの?
助けてくれた、お礼がずっと言いたくて探しても探してもその姿はまったく、見つけられなくて…
あきらめていたのだ
「よかった!」
これでお礼が言える!そう思い
急いで踵をかえして、庭に降りる階段を降りて
廊下を走り門番さんに頭を下げて通して貰って庭えと走った―…
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