狼様の愛のカタチ理論
だけど、もし私が笑いながら答えなかったら子供達は不安になるって分かってる
子供はそーゆう事に敏感だ。少しの変化でも分かってしまう。
だから…
「晴れたら、みんなで院長様をバス停まで迎えに行こうか!」
いつも通り、自然に言えばニコリと子供達が笑う
「あ!うん!いくぅ!」
「そっか、ならバス停まで歩くから早く寝て体力つけて行こうね」
「うん!じゃあ、さゆも早くねなちゃいね!」
「うん」
私が頷くと、ゆっくりと目を閉じて…しだいにスゥーと寝息が聞こえて来る
「…………」
この部屋の子供達は皆すっかり眠りについてしまった
起き上がって、見渡せば寝相が悪くて布団が剥がれてる子に一切乱れてない布団で眠る子
隣り同士でなぜか、1枚の布団で寝てる二人
お腹を出してる子に可愛いらしくよだれまでたらしてる
そんな光景、嫌って言うほど見てるのに…今日に限ってそれをじっくりと、記憶に焼き付けるように見てしまう
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