狼様の愛のカタチ理論
「あ…凄く美味しいです」
スープは冷たくて、とてもクリーミーな味がする
「お口に合ってなによりです」
そう言いつつも、不思議な顔はやめない
たぶん、気になるけど言い出せない、そんな気持ちなんだと思うけど…
「………」
やっぱり、それは…サイさんにはとても聞けない事で、私はそれから口にはしなかった―…
――――……
「では、私は外にいますので、沙優様はごゆっくりなさって下さい。なにかあれば、直ぐそこにいますので、なんなりと」
「は、はい」
それから、数時間が立ち食事を終わらせて、サイさんに連れられてお風呂にはいり、簡単な浴衣を着せられ部屋に戻って来た
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