雪花狂乱〜不良少女は秘密をもつ〜



こんな形で私服を見れるなんて思わなかったな。



凪さんが現れたことでより盛り上がりもヒートアップ。




「幸子っ!ほら、」

「うわっ…」



センパイに押され、ドリンクを零してしまう。



「ごめーん!」

「……いいですよ、ジャージだからすぐ乾きますし…」

「ほんと、ごめん」

「トイレ行ってきます…」



そう言ってトイレに向かう。



ついてないなぁ…。



対した用もないけどトイレで顔を洗う。



「よし、」



もう決めたんだ。




遅かれ早かれ、こうなるんだから。





あたしはトイレを出る。




すれ違った男達の小言に、正気を失いそうになる。




「ーーーーーーー」






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