雪花狂乱〜不良少女は秘密をもつ〜
この前、鬼神から神楽愛理を助けたのはこのあたし。
それを本人もわかってるはず。
「幸子、あたしも最初あんたの喧嘩見たとき只者じゃないってわかった。でもあんたの情報みても何もでてこない。なんでなの?」
「美朱さん…」
そりゃそうだ。
あたしのとある情報は“ある人達”によって守られている。
「そんなに知りないの?」
「幸子、」
「知って後悔するわよ?」
「………………」
「あたしはーーーー」
「………………」