Believe〜愛を下さい〜
そんなある日。
私はいつも通り波月と
昼ご飯を食べていた。
『なぁ海花、明後日の日曜日サーファンの大会あるんだけど見に来ないか?』
いきなり話しかけて
来たのは鈴弥だった。
鈴弥とはあれからよく話すようになったんだ。
「え??ホントに?暇だったら行こうかな。」
私は言った。
『わかった。お前の応援期待してっから。』
鈴弥は笑ってそう言って去っていった。
『何何何!!!!!あんたらいつの間に付き合ったの?』
波月は焦った顔で聞いてきた。
「は??何言ってんの!?付き合ってないから!!!」
私は顔を赤らめて言った。
『海花、顔真っ赤だよ。』
波月は爆笑していた。
「波月のバカーっ!」
私は恥ずかしくなって
手で顔を隠して言った。