cloud×cloud【完】



「見垣くんには、想いをよせる人がいますか?」



………はい!?



ずっと沈黙を守り続けていた山南さんが

唯一言った言葉がこれだった。



「いっ、いませんよっ!!」



なぜだかドクドクと鼓動が高まる。



「その反応はどうやらいらっしゃるようですね…ふふっ。」



いませんってば!!



山南さんは私の反応を見て楽しそうに笑う










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