cloud×cloud【完】



「ウメ、入ってきなさい。」



そのかけ声がかかると襖が静かに開き、

一人の女性が入ってきた。



「伊東甲子太郎の妻、ウメでございます」



私はそれを見てドクンと心臓が飛び跳ねた



どんどん鼓動が早くなり息づかいも荒くなる。


恐怖で足が震えた。



なぜなら…



















ウメさんがあまりにも今岡さんに似すぎていたから


















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