cloud×cloud【完】
私がもうすぐ夢の世界へ入ろういう時、
私のすぐそばで物音が聞こえた。
そっと目を開けると顔の真ん前に自称ボスの隊士がいた。
「なっ、何してるんですか!?」
体を起こそうとするとそいつは私を床に抑えつけてきた。
「いや…男にするには勿体ないってぐらいに可愛い顔してると思ってよ?」
ドクンっと心臓が大きく脈を打ち、
背中に冷たい汗が走る。
『男が男で性欲を晴らすことはめずらしくないんだらね?』
沖田さんが先ほど言っていた言葉が頭の中でこだまする。