cloud×cloud【完】



馬に乗ってどのくらい経っただろうか?



デコボコした道を馬に身を任せて進んでいく。



ただ…前に進む。



自分を貫くために



「皆さん…私は新撰組に必要ですか?」



一人呟いた言葉は誰にも聞きとらえられることなく、

駆ける風に溶けていった。




後悔はない…



だが、もしも一つあるならば明里ー…



あなたのことですー…。













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