cloud×cloud【完】



部屋にいろ、て言われたけど気になるモノはやっぱり気になる。



私はこっそり部屋をでると

沖田さんが自室からでてくるのが見えた。


沖田さんの部屋ここより2つ隣の部屋だ。



…?


あれ、どこかに出かけるのかな?



沖田さんは少し膨らんだ風呂敷を持ち、

服装もいつもの着流しではなかった。



「沖田さんっ」




私は部屋にいないといけない身だとわかりながらも

声をかけられずにはいられなかった。













< 207 / 478 >

この作品をシェア

pagetop