cloud×cloud【完】



私はそばにあった携帯を手に取った。



ヒンヤリとしていて、

この時代にはないツルツルとした肌触り。



パカリと携帯を開けると真っ暗な画面が目に入る。




自然と私の指はパワーのボタンの方へと移動する。



携帯の電源が切れてたら電源を入れる。



これって現代人では当たり前の癖だよね。



画面はパッと白い光を放ち、

黒から白へと変わった。











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