cloud×cloud【完】
「あれ?今誰かと話してなかった?」
沖田さんは不思議そうに私の部屋をキョロキョロと見回す。
「えっと…独り言です!!」
うん、そうしとこう。
携帯のこと説明するのやだし。
「ふ~ん?」
いかにも疑ってますって雰囲気丸出しで私の顔を覗きこむ。
うわ~っ
私すっごい怪しまれてるよー
「そ、それより…何か用ですか?」
私はこれ以上怪しまれるのがいやだったため、
話をそらした。