cloud×cloud【完】




そんなの嫌だ。



みんなともう…逢えなくなるなんて絶対に嫌だ。





私は再び刀を握りなおした。






「おーおー、男何人が一人を囲んで何しとるね?」





どこからか少しかすれた声が聞こえてきた。




「誰だ!!」





そう言われて物陰から2人の男が現れた。





「名乗るほどのもんじゃない。」




男二人のうちの一人がそう言った。





「だったら邪魔すんじゃねえよ!!」




私に刀を向ける男がそう叫んだ時、








パァーンッ









銃声が鳴り響いた。














< 319 / 478 >

この作品をシェア

pagetop