cloud×cloud【完】



俺は桜と共に京の町を駆け抜ける。



「ねぇっ!!どこ行くの!?」



桜は走り疲れたのか、ハァハァと息を荒らげ俺に聞いた。



俺は桜自身に触れないように、

気をつけながら袖を放さないように握っていた。




「いいとこ…だよ!!」



もうすぐ…着くんだ。













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