cloud×cloud【完】



待つって言われたって私の答えはきっと、

今も未来も変わらないと思う。





私はまだひんやりと冷めている布団にこもりながら考えた。




屯所へ帰ってきて間もないが、もう明け方になっていた。





本当は何も考えずにぐっすりと眠りたいところなのだが…





その日の夜はどうにも思考を停止させることができなかった。
















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