cloud×cloud【完】



「えっと…うん…まずは…うーん。」




さりげなく…だよな!!



うん。


さりげなく!!




さりげなーく、中庭掃除中の桜に近づいて

さりげなーく、掃除手伝いして…




うん、完璧だ。




うんうんと頷きながら俺は草履を履き、桜へと近寄った。






「桜!!」




「あっ、平助!!」




振り向き、俺の存在に気づいた桜がパタパタと駆け寄ってきた。














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