cloud×cloud【完】



「あの…さ、桜?」




砂を掃く音に混じって少し遠慮気味の平助の声が聞こえた




「…なに?」




「お前ってさ、土方さんのこと好き…なの?」






……。




…………。








「はぁっ!!?」






あまりにもワケがわからなすぎて反応に遅れてしまった。




「なんでそーなるのよっ!?」




平助は目を見開いて驚きながら「な、なんとなく…」と答えた。












< 353 / 478 >

この作品をシェア

pagetop