cloud×cloud【完】




「っあ!!」




部屋に入ると平助と沖田さんと左之さんがいた。



なんだ、話をしていたから私に気づかなかったのか。



「…で、どうすんだよ?」




左之さんが言った。



どうやら難しい話をしているようだ。



とりあえず私は土方さんの隣へと腰掛けた。




「どうするったってよ…」




はぁっとため息をついて土方さんはちらりとこっちを見た。



なに?なに?

私がいたらダメな感じなのかな?




「俺は無理だよ、生きていけないかも。」



平助がそう言った言葉にみんなが頷く。




何の話をしているの?


生きていけない、って一体なにがあったの?













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