cloud×cloud【完】
なーに話してんだろ私は…
何故か無性に誰かに話したくなった。
「ほんっとバカらしい…」
私がそう言うと隣で寝転がっていた平助が体を起こした。
「がんばったな。」
そして、そう一言。
その言葉が私の中の何かに大きな衝撃を与えたのがわかった
「なっ、何がよ!!」
私…すごい動揺してる。
なんで?
「一人でよくがんばって耐えたな…」
私の中の何かが大きな音を立てて崩れていく…
そんな気がした。