cloud×cloud【完】



私の頬の傷…



それは土方さんが刀でつけた傷。



あの時代にいた証。



私があの世界にいたことを肯定できるモノ




私は帰り道にある橋の上で立ち止まった。


この橋が架かる川は東から西へと流れ、

周りが高いビルに囲まれていながらも

夕日がキレイに見える。



部活に入っていない私はここで夕日を見るのが日課だった。











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