cloud×cloud【完】



「桜は何でも知ってるの?」



平助が何かを企むような笑みで尋ねてきた


「まあ…ある程度は。」



うん、嫌な予感。


「じゃあ…なんで朝と夜があるの?」



うっわ…出たよ


難しい質問が。



平助はやってやったとでも言うような顔をした。



…答えてやろうじゃない。



「地球が自転をしているからです。」


私はすごく簡潔に述べた。



どうだ!!



私は小さくガッツポーズをとった。














< 83 / 478 >

この作品をシェア

pagetop